給湯器が故障?!買い替え商品の選び方は?見積の依頼先は?

持ち家の方で給湯器が故障したらどうなるか考えたことはありますか?
給湯器はお湯を作る機械なので毎日利用しているはずですが、屋外に設置されていることが多いため、そんなに気にすることはないですよね。給湯器は生活するうえで欠かせない家電の1つではあるものの、製品仕様を気にしたことがない方も多いのではないでしょうか。

あれ?お湯が出ないんだけど?

っえ!お湯が出ない!?!?
お風呂は?このエラーコードなに?説明書どこ?

お湯が出ないなんて日常生活で経験することはなく、リモコンにエラーコードが表示されているのを見つけた時は、どうしたらいいのと結構焦りました。

また給湯器はそこそこお値段も高い・・・

春夏秋冬、お湯を全く使わない日はないと思うので故障する前に、現在ご利用の給湯器の寿命を意識して対応を考えておきましょう!

給湯器が故障するお湯がでない

給湯器が故障すると下記のような状況が考えられます。

  • お風呂が沸かせない
  • シャワーのお湯が出ない
  • 真冬の場合、食器洗いも水洗いすることになる
  • 水も出ない可能性がある

すごく不便なことばかり・・・急な銭湯通いは避けたいですよね。
銭湯は子どもでも7歳以上の場合は一緒に入れないので、ひとり親で異性のお子さんをお持ち方は、給湯器の寿命が近い場合は壊れる前に対応したほうが安心だと思います。

給湯器の寿命は8~10年

給湯器の寿命は、多くの製品でおおよそ8~0年とされています。
実際は10年以上利用されている場合がほとんどで、12,3年で買い換えるケースが多いようです。8~10年を経過するといつ故障してもおかしくないと考えているほうがいいですね。

我が家の場合は、13年目でエラーコードが表示されました。

給湯器のよくある故障

水漏れ

水漏れ原因は、

  • ゴムパッキンの経年劣化
  • ナット等の部品の緩み
  • 凍結による配管の亀裂

ふと給湯器の扉の下あたりに水たまりが・・・。
給湯器の扉を開けて、給湯器真下にも水の形跡があれば残念ながら給湯器からの水漏れの可能性が高いです。

お湯がでない

お湯が出ない原因は、

  • 給湯器のエラー
  • ガス、電気が停止している
  • 蛇口の故障

ガス、電気の停止や蛇口の故障を確認する場合は、給湯器以外の設備に異常がないか確認しましょう。

給湯器選びはタイプで決める

給湯器のタイプ

給湯器は自宅設備に合わせて商品を選ぶ必要があります。
まずはご自宅の仕様を確認して、どの商品を選ぶ必要があるか確認を行います。

自宅設備の仕様選ぶ必要がある仕様
給湯のみ給湯専用製品
給湯 + 追い炊き機能オートタイプ(追い炊き)
フルオートタイプ(追い炊き+足し湯)
給湯 + 追い炊き機能 + 床暖房ガス温水暖房製品
(オートタイプまたはフルオートタイプ)

オートタイプとフルオートタイプの違い

給湯+追い炊き機能を備える給湯器は、オートタイプとフルオートタイプがあります。

<仕様>
オートタイプ  :電源オン→お湯張り→自動ストップ→追い炊き/自動保温
フルオートタイプ:電源オン→お湯張り→自動ストップ→追い炊き/自動保温→自動足し湯

フルオートタイプの足し湯って、そんなに使わない機能だし不要かなと思う方もいると思いますが、既存設備がフルオートタイプであれば、オートタイプとすると不便を感じますので要注意です。

フルオートからオートタイプに変更すると感じる不便

  • 湯量が減った際に、自動で足し湯がされないので手動で足し湯する必要がある。
  • 人が入るとお湯の温度が下がりますが、自動で温度調整をしてくれないのでぬるく感じる。
  • 自動配管クリーン機能がないので手動で操作する必要がある。

我が家は後継機がオートタイプしかなかったため、フルオートタイプからオートタイプに変更しました。小さいことですが今まで自動で快適だったものが手動になると不便です。

お住まいの条件によって選択できる製品が限定される可能性がありますが、基本仕様を理解して製品選択をご検討ください。

号数

号数によって作れるお湯の量が違います。ご自身の家族構成をあった号数を検討しましょう。
適正範囲を知らないとスペックが高い商品を進められる可能性がありますので注意してください。

人数号数
ファミリー(3人以上)24号
二人暮らし20号
一人暮らし16号

ガス種

ガスの種類は2パターンです。どちらに該当するか確認をしましょう。

ご自宅の外にガスボンベが有る → プロパンガス(LPG)
ご自宅の外にガスボンベが無い → 都市ガス(13A)

設置タイプ

戸建て、集合住宅の設置タイプにより選択できる設備が限られますので必ず確認をしましょう。

戸建ての場合 :屋外設置(壁掛け・据置)、屋内設置
集合住宅の場合:パイプシャフト設置(排気口のタイプにより異なる)、ベランダ設置

見積はどこに依頼する

自宅の仕様が確認できた後は見積の取得を行います。最低3社からの見積取得をお勧めします。
依頼先に悩む場合は下記を参考に検討してみてください。

取得先メリットデメリット費用
大手ガス会社 
または 家電量販店
安心感がある訪問後の見積のため時間がかかる
費用が高い
×
ネット限定会社
(例:キンライサー)
ネットで写真を送るだけのため簡単なじみがないため不安を感じる
工務店訪問またはネット対応のいずれも対応可能のケースがあるなじみがないため不安を感じる

実際にすべてから見積を取りましたが、大手ガス会社と家電量販店は同じくらいの見積額。給湯器本体の価格は各社大きな違いはありませんでしたが工事費用に大きな差がありました。
キンライサーはネットで見積依頼をした後に、すぐに電話がありスムーズにやり取りができました。しつこい営業もなく担当の方も親切な方でした。

私は価格面を重視して、同じマンションの施工実績があった工務店にお願いしました。

まとめ

給湯器の価格平均10~15万円。高スペックは製品であれば50万円以上にもなります。
工事費用も含まれますと、とても大きな買い物です。
突然の故障で急いで対応しなければならない場合、後になって後悔した・・・とならないように、事前の自宅設備の確認し準備をしておくと安心ですね。

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